生ソーセージとは|加熱済みとの違いと、火の通し方

鉄鍋に置いた生ソーセージ3本
生ソーセージは、ひき肉を腸に詰めたあと加熱していないソーセージで、食べる前に中までしっかり火を通す必要があります。スーパーに多い加熱済みのソーセージとの違いを表にまとめ、見分け方と、失敗しない火の通し方を、生ソーセージを作って冷凍でお届けしている作り手の立場からお話しします。

通販でソーセージを買ったら、袋に「加熱してお召し上がりください」と書いてあった。いつものウインナーのように、袋から出してそのまま食べていいものか、迷ったことはありませんか。

それはおそらく「生ソーセージ」です。僕たちが作っているソーセージも、生のまま急速冷凍してお届けしています。この記事では、生ソーセージと加熱済みのソーセージの違い、見分け方、そして失敗しない火の通し方をまとめます。

ドットコミュ鹿さん 中山浩彰

「生」って聞くと、ちょっと身構えちゃいますよね。でも火の通し方さえわかれば、いちばんおいしい状態で食べられるソーセージなんです。

生ソーセージは、まだ火を通していないソーセージ

ハーブ入りの生ソーセージを並べる2人の作業者

ソーセージは、ひき肉に塩やスパイスを混ぜて練り、腸などのケーシングに詰めて作ります。このあと、多くのソーセージは工場で燻製やボイルをして、中まで火を通してから包装されます。スーパーで売られている袋入りのウインナーの多くは、この加熱済みのソーセージです。

一方、腸に詰めたあと加熱せずに出荷するのが、生ソーセージです。見た目は加熱済みのものより白っぽかったり、赤みが強かったりします。ドイツなどでは、焼いて食べる生のソーセージが昔から親しまれています。

生ソーセージは、食べる前に必ず中まで十分に火を通す必要があります。そのかわり、加熱していないぶん、焼いたときに肉汁とハーブの香りが立ち、作りたてに近い味わいを楽しめます。

加熱済みソーセージとの違いを表で見る

真空包装された白いソーセージ2本

生ソーセージと加熱済みのソーセージの違いを、表にまとめました。

項目 加熱済みソーセージ 生ソーセージ
製造時の加熱 燻製やボイルで中まで加熱済み 加熱していない
食べる前の調理 温める程度でよい 中まで十分に加熱が必要
色 ピンク色や燻製の色 白っぽい、または生肉に近い赤み
主な売り場 スーパーの冷蔵売り場 精肉店、専門店、冷凍の通販など

どちらが良い悪いではなく、作り方と食べ方の違いです。加熱済みのソーセージは手軽さが魅力で、生ソーセージは焼きたての肉汁と香りが魅力です。

ドットコミュ鹿さん 中山浩彰

焼いたときにじゅわっと肉汁が出てくる瞬間、作り手としてもいちばん好きなところです。生ソーセージならではの楽しみだと思います。

生ソーセージかどうかの見分け方

枝に立てかけたソーセージ3本入りパック

生ソーセージかどうかは、パッケージの表示で確かめられます。「加熱してお召し上がりください」「中心部まで十分に加熱してください」といった書き方があれば、生ソーセージなど、加熱が必要な商品です。商品ページの説明に「非加熱」と書かれていることもあります。

ドットコミュのソーセージは、非加熱の生ソーセージを急速冷凍し、真空パックでお届けしています。商品には「美味しいお召し上がり方」を同封しているので、初めての方も迷わず調理できます。

目玉焼きと葉物を添えた焼きソーセージ2本

焼きたての肉汁を、家で味わってみませんか?

工房で腸詰めした生ソーセージを、そのまま急速冷凍してお届けしています。湯煎して焼くだけで、作りたてに近い香りと肉汁が楽しめます。

ソーセージを見る

生ソーセージの火の通し方

作業台に整列した生ソーセージ

生ソーセージを焼くとき、いきなり強火のフライパンにのせると、外側だけが焦げて中が生のまま、ということが起きやすくなります。おすすめは、先にお湯でじっくり中まで火を通し、最後にフライパンで焼き色をつける方法です。

1. 冷凍のまま、沸騰直前のお湯で湯煎する

鍋にお湯を沸かし、沸騰直前(90〜95℃くらい)まで火を弱めます。冷凍・真空パックのまま入れて、ポークソーセージなら12分、ジビエのソーセージなら13分ほどが目安です。ぐつぐつ沸騰させると皮が破れやすいので、お湯の表面がゆらゆらする程度を保ちます。

2. フライパンで焼き色をつける

袋から出して、フライパンで表面に軽く焼き色をつけます。中にはもう火が通っているので、転がしながら香ばしさをつけるくらいで十分です。

3. 残ったら冷蔵で3日以内に

一度ボイルしたソーセージは、冷蔵で3日以内に食べきってください。温め直すときは、油を引いたフライパンに入れて蓋をし、とろ火で5分、ひっくり返して5分が目安です。

ドットコミュ鹿さん 中山浩彰

この温め直しの焼き方、実はうちの店のテイクアウトと同じやり方なんですよ。家でもお店の味に近づけます。

生ソーセージは、焼きたての味を家で楽しめるソーセージ

厨房で男性が生ソーセージを成形して天板に並べる様子

生ソーセージは、腸に詰めたあと加熱していないソーセージで、食べる前に中までしっかり火を通す必要があります。パッケージに「加熱してお召し上がりください」とあれば、生ソーセージなど加熱が必要な商品です。

冷凍のまま湯煎して、最後に焼き色をつける。この手順さえ覚えておけば、焼きたての肉汁と香りを、家でいちばんおいしい状態で楽しめます。

関連コラム ソーセージとは?種類・作り方・選び方をひととおり

厨房でひき肉のボウルを前に仕込みをする男性

生ソーセージとは何ですか?
ひき肉を腸などに詰めたあと、加熱せずに出荷するソーセージです。食べる前に中まで十分に火を通す必要があります。
生ソーセージはそのまま食べられますか?
そのままでは食べられません。湯煎や焼くなどして、中まで十分に加熱してからお召し上がりください。
生ソーセージかどうかはどう見分けますか?
パッケージに「加熱してお召し上がりください」などの表示があれば、加熱が必要な商品です。商品ページの説明もあわせて確認してください。
冷凍の生ソーセージは解凍してから調理しますか?
ドットコミュのソーセージは、解凍せずに冷凍・真空パックのまま湯煎できます。沸騰直前のお湯で12〜13分が目安です。

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記事を書いた人

中山 浩彰

中山 浩彰ドットコミュ店主

ドットコミュ代表/ソーセージクリエイター。1985年、福井県福井市生まれ。「人にもわんこにも、同じ真剣さで作ったごはんを」を信条に、素材と製法に一切妥協しない無添加の手作りソーセージを日々作り続けている。

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