猪イカスミとマカ

マツコの知らない世界でも紹介された、ドットコミュの看板商品

「あの黒いソーセージの店だよね。」

そう言っていただけるほど強烈な印象を残してきました。野生の猪肉生地をイカスミで真っ黒に。そしてイカを入れ、マカを入れ、ハカを入れ（気持ちの面で）、発売当時の商品名は「オールブラックス」

黒いソーセージは世の中探せばあるだろうけど、誕生の経緯、根底に流れるストーリー、それらを考えると間違いなくドットコミュのスペシャリテのひとつと言える。

味付けのベースはイカスミ、トマトペースト、バター。イカは生臭くならないようカットしてから湯に潜らせる。オリーブオイルで香りを立たせたニンニクと、イカスミが重くならないようチリと生姜をブレンド。肉の旨味にもうひと押しするため、奥井海生堂の昆布も隠し味に。

溢れる活力、漲る自信。そんな漆黒のソーセージをテーマにしており、野生の猪肉を使いながらマカも配合。

マカはスーパーフードとしても知られ、2000年前からインカの戦士たちも摂取していたという。このソーセージにはアメリカ農務省認証オーガニックのマカパウダーを使用。

味の構成はイカスミパスタをイメージしており、パスタ全般によく合います。そのままイカスミパスタはもちろん、ナポリタンにも、個人的にはペペロンチーノに乗せるのが好き。

店頭メニューでも話題となった黒ドック。ほろ苦のブラックココア風味のパン生地に、黒ソーセージ。 ケチャップ、マスタードを中に挟んで、決め手にセロリを入れてました。

スタッフ内で人気だったのがこちら、炊き込みご飯。

お米2合に冷凍のままソーセージを入れて一緒に炊くだけ。炊きあがったらハサミで一口大にカットし、醤油大さじ１、チーズを好きなだけ入れて混ぜる。これはオススメ。中毒性あります。笑

2019年11月には、マツコの知らない世界でも取り上げて頂きました。

元格闘家の作るジビエソーセージということで、この上裸の写真と共に紹介されたため「調子良いソーセージ屋だな」と。笑

そんな流れであったため、ソーセージを実食して出てきた一言が「アイツらが作ったとは思えない繊細な味」

序盤に書いた通り、イカスミ、トマトペースト、バターを滑らかになるまで煮詰める、イカは手切りでカットしたあと湯に潜らせる、ニンニクの香りを立たせるオリーブオイル。肉の旨味に昆布を加えたり、全体が重くなりすぎないようチリや生姜を隠し味に。

色モノかと思って食べた料理人や業界関係者が、一番驚くのが実はこのイカスミソーセージなんです。

ダメ押しに頂いたのがこちら。
（味の繊細さが上裸の写真によって）誤解されてるぞ、と。ありがとうございます。笑

さて皆様もぜひ一度お試しあれ。