広島でジビエが食べられる場所|工房の隣で食堂をやっています

夜の「都町公園前食堂」の外観と、ガラス越しに見える店内
広島でジビエを食べたい方へ。広島市西区観音町で、ジビエソーセージの工房の隣に食堂を開いています。鹿肉のスマッシュバーガーやジビエハンバーグ定食、猪・鹿のソーセージ盛り合わせなど、ここで食べられるジビエと、お店を始めた理由、行く前に知っておきたいことをまとめました。

広島でジビエを食べてみたい。けれど、どこで食べられるのかわからない。ジビエ料理と聞くと、少し特別なお店や、山あいの宿を思い浮かべる方も多いと思います。

広島市内にも、気軽にジビエを食べられる場所があります。広島市西区の観音町、都町公園の前にある僕たちの食堂です。隣にはソーセージの工房があって、そこで作ったジビエのソーセージを、焼いて、挟んで、お出ししています。

僕は2013年に狩猟を始め、2016年から広島で鹿や猪を扱う仕事をしてきました。この記事では、ここで食べられるジビエと、お店を始めた理由、来ていただく前に知っておいてほしいことをお話しします。

工房の隣で、食堂をやっています

SAUSAGE HOTDOGの看板と店舗入口

お店の名前は「ドットコミュ BURGER & HOTDOGS」。看板には「都町公園前食堂」と書いています。広島電鉄の観音町駅から歩いて30秒ほど、都町公園のすぐ近くです。

隣は、僕たちのソーセージ工房です。肉のカットからミンチ、生地作り、腸詰めまで、ソーセージはすべて隣で作っています。お店で出すソーセージも、工房から数歩の距離を運んでくるだけ。作っている場所と食べる場所が、壁一枚でつながっているようなお店です。

店内は19席で、テラス席もあります。店内で食べるだけでなく、テイクアウトや、冷凍ソーセージの購入もできます。

関連コラム ジビエとは?鹿肉・猪肉の特徴と、食べる前に知っておきたいこと

どうして食堂を始めたのか

営業中の店舗と隣の空き区画を並べた外観

僕がこの仕事を始めたのは、初めて自分で獲った鹿を捌いて食べたとき、「めちゃくちゃうまい…!」と心から思ったからです。この美味しさを、もっとたくさんの人に知ってほしい。それが今も変わらない出発点です。

2024年、僕たちは製造を強化するために、工房の移転を計画していました。けれど、その中で「そんだけ作って、売れるの?」という言葉をかけられました。良いものを作れば売れる、というだけでは足りない。良いものを「届ける」ためにやるべきことがある。そう痛感した1年でした。

ちょうどその頃、工房の隣のテナントが空きました。そこで選んだのが、移転ではなく、飲食店を始めることでした。ネットでどこでも買える時代だからこそ、最初の出会いは「旅行先で偶然食べた」「イベントで知った」のような、目の前の体験であることが多い。目の前で焼いて、挟んで、手渡して、話せる場所を作りたいと思いました。

そうして2026年2月21日に、この食堂をオープンしました。

ここで食べられるジビエ

切り分けたソーセージからチーズが流れ出ているところ

メニューには、鹿や猪を使った料理がいくつもあります。2026年夏のメニュー表から、ジビエを使った主なものをまとめました。

メニュー 使っている肉 価格(税込)
鹿肉のスマッシュバーガー 鹿肉 肉3枚(150g)1,500円/肉4枚(200g)1,800円
ジビエハンバーグ定食 ジビエ 1,800円
ソーセージ2種盛り 猪・鹿など(組み合わせを選べる) 1,000円
鹿肉のタルタル(1日数量限定) 鹿肉 1,600円(丼は1,800円)
鹿肉の肉味噌ピーマン 鹿肉 800円

メニューや価格は変わることがあるので、最新の内容はお店のInstagramで確認してください。

初めてなら、ソーセージの2種盛り

ジビエが初めての方には、ソーセージの2種盛りをおすすめしています。たとえば「猪プレーン&鹿ブラックペッパー」の組み合わせなら、猪の脂の甘みと、鹿の赤身の旨みを一度に食べ比べられます。猪プレーンは味つけをアンデス岩塩と砂糖だけにした、猪肉そのものの味がわかる一本です。

しっかり食べたいなら、スマッシュバーガーか定食

お腹いっぱい食べたい方には、鹿肉のスマッシュバーガーや、ジビエハンバーグの定食を。定食のお米には、島根県産のきぬむすめを使っています。

鹿肉のタルタルは、低温調理で

鹿肉のタルタルは、鹿肉を芯温63℃で30分、低温調理してから、特製のニンニク卵黄醤油で仕上げた和風ユッケスタイルです。生の肉ではなく、火を通してお出ししています。1日の数量が限られているので、売り切れのときはごめんなさい。

ドットコミュの店舗の看板

工房の隣の食堂へ、ジビエを食べに来ませんか?

広島電鉄の観音町駅から歩いて30秒。隣の工房で作ったソーセージを、焼きたてでお出ししています。場所や最新の営業状況は、店舗のご案内ページからどうぞ。

店舗のご案内を見る

お店で使っているジビエのこと

店舗の受け渡し窓に立つ黒帯の柔術着姿の男性

お店で出しているジビエのソーセージは、広島県産のジビエをベースに、仕込みから腸詰めまで、すべて隣の工房で作っています。

使っている猪や鹿は、広島県東広島で獲れたものです。僕がまだ狩猟をしていた頃からの仲間の猟師さんから仕入れていて、罠猟で捕獲したあと、確実にナイフで血抜きを行い、速やかに衛生的な施設に運び込んで処理しています。ジビエの味は、獲ってからの処理で大きく変わります。臭みが気になる方にこそ、一度食べてみてほしいと思っています。臭みがどこで決まるのかは、ジビエの臭みについてまとめた記事でくわしく書いています。

来ていただく前に知っておいてほしいこと

複数種類の揚げソーセージと中央の粒マスタード

営業時間はInstagramで確認を

営業時間や定休日は、季節やイベントによって変わることがあります。お越しの前に、お店のInstagram(@dotcomm_burger_hotdogs)で最新の営業状況を確認してください。

駐車場はありません

お店には専用の駐車場がありません。車で来られる場合は、近くのコインパーキングを利用してください。路面電車なら、観音町駅から歩いてすぐです。

犬連れはテラス席で、団体は相談を

テラス席は、犬連れでもご利用いただけます。人数の多い集まりや貸切の相談も受けています。

朝の時間帯の使い方はモーニングの記事で、お土産に冷凍ソーセージやジャーキーを選ぶ話は手土産の記事と広島土産の記事で紹介しています。

広島で、山の肉を気軽に

2種類のホットドッグを仕上げる調理風景

ジビエは、特別な日に背筋を伸ばして食べるものだけではありません。ハンバーガーやホットドッグ、定食のように、いつものごはんとして食べられる肉でもあります。

広島で鹿や猪を食べてみたくなったら、観音町の都町公園前まで、気軽に足を運んでみてください。工房の隣で、焼きたてを用意してお待ちしています。

広島市内でジビエを食べられるお店はありますか?
広島市西区観音町の「ドットコミュ BURGER & HOTDOGS(都町公園前食堂)」で、鹿肉のスマッシュバーガーやジビエハンバーグ定食、猪・鹿のソーセージなどを食べられます。
お店へのアクセスを教えてください。
住所は広島市西区観音町16-33-102です。広島電鉄の観音町駅から歩いて30秒ほど、都町公園の近くにあります。専用駐車場はないため、車の場合は近隣のコインパーキングをご利用ください。
営業時間は何時から何時までですか?
営業時間は変わることがあるため、お店のInstagram(@dotcomm_burger_hotdogs)で最新の営業状況をご確認ください。
お店でソーセージを買って帰ることはできますか?
店内での食事のほか、テイクアウトや冷凍ソーセージの購入もできます。

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記事を書いた人

中山 浩彰

中山 浩彰ドットコミュ店主

ドットコミュ代表/ソーセージクリエイター。1985年、福井県福井市生まれ。「人にもわんこにも、同じ真剣さで作ったごはんを」を信条に、素材と製法に一切妥協しない無添加の手作りソーセージを日々作り続けている。

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