「今日何食べよう」がなくなる|献立を決めない仕組み

厨房で男性が焼き菓子を皿に盛り付けている様子
「今日何食べよう」が毎日しんどいのは、献立を白紙から決めているからかもしれません。決めるのではなく選ぶだけの状態にしておくための4つの仕組みと、それに向いている冷凍ストックの条件をお話しします。献立は、決めるものから選ぶものへ変えられます。

夕方になると、ふと頭をよぎる「今日、何食べよう」。仕事の帰り道、スーパーの入り口、冷蔵庫の前。毎日のことなのに、毎日ちゃんと悩んでいる。そんな方は多いと思います。

最初に言っておきたいのですが、夕飯が決まらないのは、料理が苦手だからでも、段取りが悪いからでもありません。

毎日、白紙から決めようとしているからです。

冷蔵庫に何があるか、昨日は何を食べたか、家族は何が好きか、今日はどれくらい疲れているか。白紙の状態から、これを全部考えて一品を決める。毎日それをやっていれば、疲れるのは当たり前です。この記事では、献立を「毎日決める」のをやめて、「決めなくても回る」ようにする仕組みをお話しします。

献立づくりがしんどいのは「白紙の献立」のせい

マグカップに飲み物を注いでいる店内の様子

献立づくりで本当に大変なのは、料理そのものより、「何を作るか」を決めるところです。

選択肢が多すぎると、かえって決めにくくなるものです。和食か洋食か、肉か魚か、炒めるか煮るか。何でも作っていい、と言われるほど、手が止まってしまう。いわば「白紙の献立」です。

だから献立をラクにするコツは、アイデアを増やすことではありません。むしろ、あらかじめ選択肢を減らしておくことです。

これは、僕が続けているブラジリアン柔術にも少し似ています。柔術は、型を覚えたうえで、その中でどう戦うかを考える競技です。ルールや型があるからこそ、その中で工夫が生まれる。何でもありの状態より、決まりごとがあるほうが、かえって動きやすいのです。献立も、同じだと思います。

献立を「決めない」ための4つの仕組み

白いソーセージをナイフとフォークで切り、目玉焼きの卵黄を絡める様子

1. 曜日ごとに、ざっくりテーマを決める

「月曜は魚」「水曜は麺」「金曜は好きなもの」。曜日ごとに大まかなテーマを決めておくだけで、考える範囲がぐっと狭くなります。細かく決める必要はありません。肉か魚か、ご飯か麺か、くらいの大きな枠で十分です。

2. 主菜だけ決めて、副菜は「いつもの」で回す

毎日、主菜も副菜も汁物も全部考えるのは大変です。主菜だけを決めて、副菜は「いつもの3種類」をローテーションで回す。味噌汁の具も、その日にあるもので構いません。考えるのは、一日にひとつだけにします。

3. 冷凍庫のストックから「選ぶ」

冷凍庫に、主菜になるものが何種類かストックされていれば、献立は「考える」ものから「選ぶ」ものに変わります。白紙から考えるのではなく、目の前にある3つか4つの中から、今日の気分で選ぶだけ。これなら、疲れている日でもすぐに決まります。

4. 「決めない日」を最初から作っておく

そして、いちばん大事なのがこれです。週に1日か2日は、「作らない日」「決めない日」を最初から予定に入れておく。お惣菜の日、外食の日、冷凍食品の日。毎日ちゃんと作らなきゃ、と思うほど、献立はしんどくなります。休む日があるから、ほかの日が続きます。

仕組み やり方 減る「決めること」
曜日ごとのテーマ 「月曜は魚」など大まかな枠を決める 和洋中・肉魚を毎日考える
主菜だけ決める 副菜は「いつもの」を順番に回す 品数ぶんのメニューを考える
冷凍ストックから選ぶ 主菜になるものを何種類か冷凍しておく 白紙から主菜を考える
決めない日を作る お惣菜や外食の日を先に予定に入れる 毎日作らなければという気持ち

「選ぶだけ」の冷凍ストックに向いているもの

カウンターでコーヒーを淹れる店員と、並んでいる客

冷凍ストックから献立を選ぶなら、ストックしておくものにもコツがあります。

そのまま主菜になる

下ごしらえをしないと主菜にならない食材より、火を通せばそのまま一品になるものが便利です。疲れている日に、そこから料理を組み立てる元気は、なかなか残っていません。

解凍を待たなくていい

「前の晩に冷蔵庫に移しておく」が必要なものは、それ自体がひとつの「決めること」になってしまいます。凍ったまま調理できるものなら、夕方に思い立ってもすぐに作れます。

組み合わせで変化をつけられる

同じ食材でも、ご飯と合わせるか、パンと合わせるか、野菜と炒めるかで、印象はずいぶん変わります。組み合わせの幅が広いものほど、「またこれか」になりにくくなります。

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ソーセージは「選ぶだけ」の主菜になる

ハンバーグに目玉焼きとソーセージを重ねて盛り付けているところ

僕たちのソーセージは、非加熱の生ソーセージを急速冷凍し、真空パックでお届けしています。食べるときは、冷凍パックのまま沸騰直前のお湯に入れて12〜13分ほど置き、フライパンで軽く焼き色をつけるだけ。解凍を待つ必要はありません。

焼いてそのまま主菜に。朝食のワンプレートに。野菜と一緒にポトフにしたり、パンに挟んでホットドッグにしたり。夜のビールのお供にも、週末のごちそうにもなります。ひとつの食材で、献立の幅がかなり広がります。

「.commソーセージ定期便」なら、定番のソーセージに加えて、毎月違ったフレーバーや限定ソーセージもお届けします。献立の「いつもの」を支えながら、ときどき新しい味にも出会える。決めることは減らして、楽しみは減らさない。そんな冷凍庫の使い方ができます。

……と、仕組みの話を偉そうに並べてきましたが、仕組みは完璧に回すためのものではありません。うまくいかない日があっても大丈夫です。そして、仕組みに頼ることを、決して手抜きだとは思わないでください。

献立は、決めるものから選ぶものへ

机を囲んで話し合う複数の参加者

「今日何食べよう」がしんどいのは、毎日白紙から決めようとしているからです。曜日ごとのテーマを決める。主菜だけ考えて、副菜は「いつもの」で回す。冷凍庫のストックから選ぶ。そして、決めない日を最初から作っておく。どれかひとつだけでも、夕方の悩みは少し軽くなります。

毎日ちゃんとごはんのことを考えている時点で、それはもう十分にがんばっている証拠です。明日の夕方は、少しだけ仕組みに任せてみてください。

夕飯の献立が決まらないときはどうすればいいですか?
曜日ごとに「魚の日」「麺の日」など大まかなテーマを決めたり、主菜だけを考えて副菜は決まったものを回したりすると、考える範囲が狭くなり決めやすくなります。
献立を考える手間を減らすコツはありますか?
主菜になるものを冷凍庫にいくつかストックしておくと、献立を「考える」のではなく「選ぶ」だけで済むようになります。凍ったまま調理できるものがあると、さらに手軽です。
毎日ちゃんと料理を作らないといけませんか?
そんなことはありません。お惣菜や外食、冷凍食品の日をあらかじめ予定に入れておくと、ほかの日を無理なく続けやすくなります。
ソーセージ定期便はどのくらいの間隔で届きますか?
1ヶ月・2ヶ月・3ヶ月の間隔からお選びいただけます。注文回数の縛りはなく、マイページやLINEからスキップや停止ができます。

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記事を書いた人

中山 浩彰

中山 浩彰ドットコミュ店主

ドットコミュ代表/ソーセージクリエイター。1985年、福井県福井市生まれ。「人にもわんこにも、同じ真剣さで作ったごはんを」を信条に、素材と製法に一切妥協しない無添加の手作りソーセージを日々作り続けている。

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