メルマガvol.50「失敗と無茶振りから生まれるもの」

メルマガvol.50「失敗と無茶振りから生まれるもの」

さて「梶谷農園ハーブ羊ソーセージ」のお話。

この季節になると多くの方が楽しみにしてくれて、作る前から事前注文を頂くほどですが、

今年は思わぬ失敗に陥ります。毎年違ったハーブが送られてくるのですが、その中に「レッドダンディライオン」という、タンポポ科のハーブがありました。食べてみると苦味あり、ですが、割合としては少なめにすれば大丈夫かなと。現に毎年そうやって、少しずつ違った組み合わせで着地させてきましたし。

 

ところが、生地がある程度完成したところで異変に気が付く。

「なんかいつもよりフワッと香るハーブを感じない。」

おかしいなと思い、追加でハーブを入れてみるものの、入れるほどに生地は水っぽくなる一方。頭の中をぐるぐると思考が巡る。考え抜いた末思ったのは、レッドダンディライオンの苦みが他のハーブの香りをマスクしてしまったのではないかと。(僕の仮説では)

 

どうしようか、これは。うーん。

 

最初に書いた通り、このソーセージは毎年楽しみにしてくれる人がいる。このクオリティで出すわけにはいかない。しばらく一人で考えたのち、作り直しを決めました。

 

とはいえ、作ってしまったこの生地はどうする?
そこでふと思い出したのは、梶谷さんから「ウチのハーブで作ったコールドプレスジュースも一緒に送るから、適当になんかソーセージ作ってくれない?」と言われていたこと。しかもそれが10kg近くある。笑

これでいこう。

やるなら徹底的に。

大量のコールドプレス他、さらにスパイスも追加。そして完成したのがこちらです。(これとは別で"作り直し"もしたので正確には「2025梶谷農園ハーブ羊」は2種類生まれたことになる。)

そして完成が見えてきたとき、思いついてしまう。

「リューイーソー」という商品名と「食卓の役満」というフレーズ。これはもう発売したい。笑

そんな経緯での失敗と、梶谷さんからの無茶振りから生まれた「梶谷農園緑一色」
https://dot-comm.info/products/all_green

 

もうダメだと思ってからが本当の粘りの見せ所といいますか、底力は底でしか身につかないといいますか。

落ち込んではまた立ち上がり、ハーブとジュースから役満を作り上げる。これがプロフェッショナルであり、ソーセージクリエイターの仕事です。(キリッ)

 

📩 お得な情報をいち早くGET!
メールマガジンのご案内 🎉

このブログの内容をもっと手軽にチェックしたい方へ!
当店のメールマガジンでは、ブログと同じ記事をいち早くお届けするだけでなく、
毎回おトクなクーポンも配信中

📌 メルマガ登録のメリット

  • 最新情報や限定商品をいち早くお届け
  • 毎回必ずクーポン付き!お得にお買い物
  • 季節のおすすめやキャンペーン情報も盛りだくさん

\今すぐ登録して、お得を逃さずゲット!/

※ icould.com / mac.com / me.com は配信できないことが多いので
他のメールアドレスをご利用ください。

色々なソーセージを作ってます

ドットコミュソーセージの定番の商品です。
シーンを選ばず、どんな時でも食べていただきたい自信作です。