さて「梶谷農園ハーブ羊ソーセージ」のお話。
この季節になると多くの方が楽しみにしてくれて、作る前から事前注文を頂くほどですが、
今年は思わぬ失敗に陥ります。毎年違ったハーブが送られてくるのですが、その中に「レッドダンディライオン」という、タンポポ科のハーブがありました。食べてみると苦味あり、ですが、割合としては少なめにすれば大丈夫かなと。現に毎年そうやって、少しずつ違った組み合わせで着地させてきましたし。
ところが、生地がある程度完成したところで異変に気が付く。
「なんかいつもよりフワッと香るハーブを感じない。」
おかしいなと思い、追加でハーブを入れてみるものの、入れるほどに生地は水っぽくなる一方。頭の中をぐるぐると思考が巡る。考え抜いた末思ったのは、レッドダンディライオンの苦みが他のハーブの香りをマスクしてしまったのではないかと。(僕の仮説では)
どうしようか、これは。うーん。
最初に書いた通り、このソーセージは毎年楽しみにしてくれる人がいる。このクオリティで出すわけにはいかない。しばらく一人で考えたのち、作り直しを決めました。
とはいえ、作ってしまったこの生地はどうする?
そこでふと思い出したのは、梶谷さんから「ウチのハーブで作ったコールドプレスジュースも一緒に送るから、適当になんかソーセージ作ってくれない?」と言われていたこと。しかもそれが10kg近くある。笑
これでいこう。
やるなら徹底的に。
大量のコールドプレス他、さらにスパイスも追加。そして完成したのがこちらです。(これとは別で"作り直し"もしたので正確には「2025梶谷農園ハーブ羊」は2種類生まれたことになる。)
そして完成が見えてきたとき、思いついてしまう。
「リューイーソー」という商品名と「食卓の役満」というフレーズ。これはもう発売したい。笑
そんな経緯での失敗と、梶谷さんからの無茶振りから生まれた「梶谷農園緑一色」
https://dot-comm.info/products/all_green
もうダメだと思ってからが本当の粘りの見せ所といいますか、底力は底でしか身につかないといいますか。
落ち込んではまた立ち上がり、ハーブとジュースから役満を作り上げる。これがプロフェッショナルであり、ソーセージクリエイターの仕事です。(キリッ)
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