浄化槽なんて知らねえよ、夏

ここまでの流れ

食肉処理場を作るまで その1

食肉処理場 その2



豊栄でいざ物件を探してみると
空き家、使われてない建物は多い。

というかこれは豊栄に限らず
おそらく日本の田舎は
ほとんどこんな状態になりつつある


持ち主が亡くなってたり 施設に入ってたり。
親族の連絡先もわからない


なので
空いている
使ってないじゃん
借りれる

ってわけでもない


そこで健太郎さん のむさんと共に
地元で顔が効く 某社長に会いに行く





やりたい事をあらかた説明して



社長「ところでいくらで作るつもりや?」



僕「これがいくらでこれがいくらで…300万です」


社長「できるかいや(笑)

鹿一頭に水をどんだけ使って何人槽の浄化槽使うつもりや」



僕「??」











浄化槽とは排水の汚染を浄化して
川とかに流せるくらいにキレイにする設備。



実は探している過程でこの辺は下水道が通っていないのだと分かったのだが

じゃ普通の家々はどうしてるの?
「浄化槽よ」

それっていくらくらい?
「普通は50万くらいじゃろー」


ふーん…
オッケー!

ローラばりの軽さで納得してしまい




水の汚染度、業種によって使う浄化槽が違うことも知らなかった。。


社長「話を聞いた感じの規模だと80〜100人槽の浄化槽は要るわい


それだけで1000万かかるわいや」





ええー!
いっせんまん…








僕の給料3ヶ月分じゃないですか
(妄想)









冗談はさておき
これは予想外





もし貯金が1億あっても、
浄化槽だけに1000万使うのは嫌だ(笑)






続く