もう知らない人はいないと思いますが、鳥山明先生が今月お亡くなりになりました。1985年生まれの僕は当然ドラゴンボールドンピシャ世代であります。毎週欠かさずジャンプを買いに走り、下敷きや文具はもちろんドラゴンボール。夜7時にはテレビの前で放送を待つという、典型的その頃の小学生でした。
(ロートの目薬、はごろもフーズのコーン缶、ケロッグのシリアルは強烈に刷り込まれましたね。笑)
そんな熱狂の子供時代から約30年が経ったわけですが、実は大人になってから改めてドラゴンボールを調べたことがあったんです。きっかけは小学生になる我が息子たち。2人してAmazonプライムで見てたんですよ。ドラゴンボールスーパーかな。
それで思ったんです。「どんだけロングランだよ」ってのと「今どのシリーズなんだと」笑 気になっちゃって。それで調べてみたんです。そうすると子供の頃には知らなかった情報にDAN DAN 心魅かれちゃって。
Dr.スランプを辞めたくて、その条件として始めたのがドラゴンボールだったとか、連載序盤は人気が出なくて、聖闘士星矢の方が人気だったから格闘路線に切り替えたとか。格闘描写が増えてきたことによって、小さい悟空だと描きにくいとの理由で、急に悟空の背が伸びるという展開に進んだり(!そうだったのか!)
子供の頃から当たり前にずっと超人気だと思っていたドラゴンボールでさえ、そんな時期というか、手探りしながら進んでいたんだなと。スケールが違いすぎておこがましいですが、ジビエ肉が売れなくてソーセージを作り始めたことをなんだか重ねてしまいますね。ドラゴンボールですらそうならば、俺もがんばろうと。笑
ちなみに、長い長いドラゴンボールの歴史の中で、僕が一番心に残っているシーンがこちらです。スーパーサイヤ人でいることを当たり前の状態にもっていく。やっぱり普通でいいと思うんですよ。ますます普通になっていくのに、自信と凄みだけが増していくこと。目指したいなあソーセージ界のスーパーサイヤ人を。
遠回りなようだけど、基本的な修行から!