「俺はこうしたい。こんなのを作りたい。 という自分というものをいかに作っていくか。自分の輪郭を如何にくっきりさせていくか。」
前回と前々回と書いてるうちに長くなっちゃって。 ようやく最後締めます、
今回はもう寄り道せず結論から。ズバリ結論から言いますと
自分の感覚最優先。直感で動けばいい。
直感で動いて。"ただし後で死ぬほど言語化する"。
自分の好き、嫌い、 良さそう、悪そう、を感覚でおさめず言語化できるかどうか。
感覚だけで何となくうまくいくと、感覚だけで何となくうまくいかなくなるときもあるから。
決断はその瞬間の感覚でいい。直感を働かせるのに理屈や予備知識は邪魔で、脳みその作業としては相反するもの。
(車を運転しながらラーメン食べるような話だ。何考えてんだ。止めてから食え。ふざけんな。)
とにかく。その瞬間は直感に全てを委ねて。
ただし。あとでこれ以上分解できないレゴブロックの1ピース単位まで要素をバラバラにしてみて、なぜこうなったのか、なぜこう思ったのか、なぜこの時ゴキゲンだったのか、なぜ腹の据わりが悪かったのか、言語化してみる。それを繰り返すことで自分の輪郭が見えてくるはず。よりハッキリと。
物差しの目盛りをより細かくしていくイメージですかね。最初は「うーん10cmくらい?」だったものが「9.5cm」になり「9.48cm」になり。
「ラーメンが好き」よりも「とんこつラーメンが好き」のほうがぼんやり感は薄れていくし、「一蘭は好きじゃないけど一風堂は好き」みたいな。より自分のことが明確に分かりますよね。
なんで例えが全てラーメンなのか。
例えば僕がソーセージを作る理由。作り始めた頃は何となくで始めたけど、今なら明確に言える。即答で。
僕がソーセージを作る理由。僕が作るべき理由。50分は語れる。1人語りで。うん。みなさんの聞きたい聞きたくないの気持ちは別にして。
そうやって普段から徹底的に言語化しておき、いざ決断の際には全て手放して感覚に任せる。思考を手放すことで感覚に全集中できる。
あとはここぞと思ったら思い切りよく。遠慮気味に振ろうがフルスイングしようが外れるときは一緒だから。
決定的瞬間を感じたならば躊躇なく打て。
そして打ったら走れ。男も女も。
ここは野球で例えてみたけど、野球のことは何ひとつわかっちゃいないソーセージクリエイター。でもまあ気持ちとしてはそんな感じということで。
なんかちょっとズレたような気もしますが、これで前回・前々回ブログから書いておりましたテーマの結末とさせてください。現場からは以上でした!