年内の営業と製造はあと数日残っていますが、年末年始の段取りとしては一通り目処がつきました。正直ほっと一息。というかむしろうまくやれたと小さくガッツポーズしているくらいです。笑
毎年年末は御歳暮や贈答の発送が多く、かつ飲食店からの卸注文も増えるので、冷凍庫のストック容量との戦いになります。特に飲食店向けに関してはスムーズに供給できるよう、在庫の管理を注意しなければいけません。
とにかくたくさん作ってたくさん保管させておけるなら、どんなに楽か。「それができれば苦労はしねぇ!」蟻の王と対峙したネテロ会長の顔が思い浮かびます。ソーセージは冷凍商品なので、当然ストックする冷凍庫の容量が必要になる。それに加えて製造量を増やした場合には、それだけではない部分も出てくる。
例えばシンプルに製造量を2倍にした場合、仕入れの肉も2倍になりますよね。そして製造途中の生地を保管するスペースも2倍、そして完成品を保管するスペースも2倍になる。だから単純計算だと6倍のストックが必要ということになります。
とはいえ在庫が減ってきたら作ろうか、では年末のスピード感についていけませんから。ある程度このくらいは必要かな、という予測のもと材料の発注と製造スケジュールを考えていくわけです。
12月中旬から後半にかけては「思ったより注文来なかったら、これ詰むな。」とも思っていました。「商品作ったんですけど入れるところないです」これはこの世で最も聞きたくない言葉のひとつです。笑
「俺こんだけ作るけど、出るよな?」「出るんだよな?」そんな自問自答をしながら製造を続けた商品たちは、本当にピッタリ、うまく回りました。先回りして作った分が出ていく、そして空いたばかりのスペースに作った商品がなんとか収まる、という攻防を繰り返して、なんとか年内製造分は無事収まりました。これはガッツポーズに値します。笑
そんな年の瀬ですが、新商品として「年越しソーセージ」、「福袋2025」が発売となっています!どちらも数に限りがありますので、お早めにどうぞ!ソーセージと共に、どうぞ良いお年をお迎えください。