今年の夏、新作ホットドッグ「味噌しそチーズドッグ」をリリースしました。その裏側には、ちょっとした出来事と小さな教訓があったので、今日はその話を少しだけ。
■ある日の思いつき。
最近仲良くしている飲食店から、「スタッフ全員でアイデアを出し合って、季節限定メニューを決めている」という話を聞きました。
「お、それいいな」と思った僕は、すぐにスタッフに共有。「今度味噌しそソーセージを作るから、ホットドッグの具材はコンペ形式でやろうか!」と
しかし翌日。
ふと僕の中で、味噌しそホットドッグのイメージが繋がります。
すぐに厨房に入り、試作を開始。早速食べてみて、うん。
「ちょっと調整すれば、いけそうだな。」
そんな手応えを得て、その日は終わります。
■2週間後
いよいよ「味噌しそソーセージ」を作る日。
「じゃソーセージ完成と同時に、ホットドッグも開始ね。」と僕。
すると弟、
「え、ホットドッグの具材ってコンペじゃなかったっけ?」
ああ、そうだったっけ。笑
でも僕の中では、すでに方向性が固まりかけていたので、
「うん、もうチーズとアンチョビでいこうと思ってる。コンペは無し!」
すると弟は、
「えー、ひとつ考えてたんだけどな」と
「だったら、それやろう。今日の昼飯で。すぐ材料買ってきて。」
弟が買出しから帰ってきた頃。そのやり取りを横で聞いていた、最年少スタッフ17歳のトウマ。しばらくして声をかけてきた。
「実は僕も、パリパリピーマンをベースに具材を考えてたんですが…」
ん?ええ?
それ、せめてさっき言わないと。笑
■順番を待つ人間には、順番は回ってこない
トウマは高校を中退していますが、逆に言えば、これ学校では教えてくれない大事なこと。
学校なら、試験の日は決まってるし、列に並んで待つのは当然。手を挙げれば、先生が平等に当ててくれる。
でも実際の現場では違う。物事は、ふとした雑談、唐突なアイデア、突発的な行動の中でどんどん動いていく。
確かに「コンペやろう」と言ったのは僕。だけど「いつやるか」までは言ってない(笑)。一方翌日には試作を作り始め、方向性すら決まりつつあった。
もちろん意地悪でそうしたわけじゃない。ただ、思い立って、試作して、そのまま進んだだけ。
その後、弟もトウマも材料を買ってきて、「試作コンペ」は開催されました。
2人の案は落選しましたが(笑)
■ 動く者が、勝つ
もし、あの時2人が「話が出た次の日」にすでに試作品を作ってきていたら?きっと僕は感動していたはず。その早さに。パンもソーセージも厨房もある。確かにやろうと思えばできたはずではある。
仮に完成度がイマイチでも問題ない。1回目の指摘を受けて、次への調整が出来ますから。1日1個× 14日間と、2週間で1個、ここで大きく差が開くことになる。
だから言いたい。
「行儀よく待つな。まず動け。すぐ作れ。」
学校では教えてくれないけど、これこそが、大きく差がつく少しの差。
さてそんなわけで、この夏限定の「味噌しそチーズドッグ」、ただいま店頭で販売中です。
初動の速さで若手2人を出し抜いた味、ぜひご賞味ください。笑
📩 お得な情報をいち早くGET!
メールマガジンのご案内 🎉
このブログの内容をもっと手軽にチェックしたい方へ!
当店のメールマガジンでは、ブログと同じ記事をいち早くお届けするだけでなく、
毎回おトクなクーポンも配信中✨
📌 メルマガ登録のメリット
- ✅ 最新情報や限定商品をいち早くお届け
- ✅ 毎回必ずクーポン付き!お得にお買い物
- ✅ 季節のおすすめやキャンペーン情報も盛りだくさん
\今すぐ登録して、お得を逃さずゲット!/
※ icould.com / mac.com / me.com は配信できないことが多いので
他のメールアドレスをご利用ください。