メルマガvol.55「学校では教えてくれない大事なこと」

今年の夏、新作ホットドッグ「味噌しそチーズドッグ」をリリースしました。その裏側には、ちょっとした出来事と小さな教訓があったので、今日はその話を少しだけ。

 

■ある日の思いつき。

最近仲良くしている飲食店から、「スタッフ全員でアイデアを出し合って、季節限定メニューを決めている」という話を聞きました。

「お、それいいな」と思った僕は、すぐにスタッフに共有。「今度味噌しそソーセージを作るから、ホットドッグの具材はコンペ形式でやろうか!」と

 

しかし翌日。

ふと僕の中で、味噌しそホットドッグのイメージが繋がります。

すぐに厨房に入り、試作を開始。早速食べてみて、うん。

「ちょっと調整すれば、いけそうだな。」

そんな手応えを得て、その日は終わります。

 

■2週間後

いよいよ「味噌しそソーセージ」を作る日。

「じゃソーセージ完成と同時に、ホットドッグも開始ね。」と僕。

すると弟、
「え、ホットドッグの具材ってコンペじゃなかったっけ?」

ああ、そうだったっけ。笑

でも僕の中では、すでに方向性が固まりかけていたので、

「うん、もうチーズとアンチョビでいこうと思ってる。コンペは無し!」

すると弟は、
「えー、ひとつ考えてたんだけどな」と

「だったら、それやろう。今日の昼飯で。すぐ材料買ってきて。」

 

弟が買出しから帰ってきた頃。そのやり取りを横で聞いていた、最年少スタッフ17歳のトウマ。しばらくして声をかけてきた。

「実は僕も、パリパリピーマンをベースに具材を考えてたんですが…」

ん?ええ?

それ、せめてさっき言わないと。笑

 

■順番を待つ人間には、順番は回ってこない

トウマは高校を中退していますが、逆に言えば、これ学校では教えてくれない大事なこと。

学校なら、試験の日は決まってるし、列に並んで待つのは当然。手を挙げれば、先生が平等に当ててくれる。

でも実際の現場では違う。物事は、ふとした雑談、唐突なアイデア、突発的な行動の中でどんどん動いていく。

確かに「コンペやろう」と言ったのは僕。だけど「いつやるか」までは言ってない(笑)。一方翌日には試作を作り始め、方向性すら決まりつつあった。

もちろん意地悪でそうしたわけじゃない。ただ、思い立って、試作して、そのまま進んだだけ。

 

その後、弟もトウマも材料を買ってきて、「試作コンペ」は開催されました。

2人の案は落選しましたが(笑)

■ 動く者が、勝つ

もし、あの時2人が「話が出た次の日」にすでに試作品を作ってきていたら?きっと僕は感動していたはず。その早さに。パンもソーセージも厨房もある。確かにやろうと思えばできたはずではある。

仮に完成度がイマイチでも問題ない。1回目の指摘を受けて、次への調整が出来ますから。1日1個× 14日間と、2週間で1個、ここで大きく差が開くことになる。

 

だから言いたい。

「行儀よく待つな。まず動け。すぐ作れ。」

学校では教えてくれないけど、これこそが、大きく差がつく少しの差。

 

さてそんなわけで、この夏限定の「味噌しそチーズドッグ」、ただいま店頭で販売中です。

初動の速さで若手2人を出し抜いた味、ぜひご賞味ください。笑

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