近況報告
先週末は福岡店舗の撤収へ。振り返るとコロナの始まって間もなく、逆張りのように福岡進出を宣言したのが3年前のちょうど今頃。実際にオープンしてからは約2年半か。ドットコミュ初の2号店、かつ県外に店舗進出。失敗と反省ばかりではありますが、沢山の学びもあり。必ずやこの経験を別の形で活かしていきたい。立ち止まってはいられない。進撃のソーセージ屋なので引き続き前を向いて進んでいきます。
さて今週末からは名古屋入り。JR名古屋タカシマヤ催事「四国・瀬戸内・山陰味めぐり」今年のテーマは"ジューシーグルメ"ということで、ドットコミュからはこちら、肉汁溢れるビーフドック。ぐるぐるソーセージと同じくなかやま牧場さんの牛肉を使用。今回初お披露目です。
テーマを頂いてからの数カ月間は、ホットドッグにおけるジューシーとは何か、ということに向かい合ってきて、結論「出来立てが一番」ということに落ち着きました。いや肉料理全般そうですよ絶対（笑）
ただ、催事の特性上、作り置きもしないといけないんですよねー。願わくばできる限り、出来立てで食べてほしい！
催事期間中に提供するホットドッグと焼き立てメニューは全て僕が作ります。店内チラシや広告に使われるプレスリリースには、インスタから引っ張ってきたであろう道着姿の僕の写真付きで「名物店主連日来場」と書かれてました。もうなんでもええっす笑。名物店主が連日ホットドッグ焼いてるのでぜひ遊びに来てください！
鹿コラム
今週末からの名古屋遠征ですが、タカシマヤ催事以外にもひとつ用事があります。国際ブラジリアン柔術連盟（IBJJF）主催のアジアオープントーナメント。それがちょうど名古屋開催で（むしろこちらを先に決めてましたが。）7/8に名古屋入りして試合に出場、そのまま7/12からの催事に突入するという予定です。
ちなみに柔術の試合は帯別、体重別、年齢別でカテゴリ分けされていて、今回のような大きな大会になると3日間に渡り開催されます。国内最大級で言えば全日本選手権ですが、そういうときは会場に6面くらいのマットが用意されていて、常にどこかで何かの試合が進行している感じですね。
自分の試合予定時刻も前もってトーナメント表に記されているので、それを目指して会場入り、道着のチェックを受けて計量を行い、そのまま案内されて試合マットへ、という流れです。試合時間はカテゴリによって違い、5分～最大10分、1R制。絞めるか関節を極めるかの一本勝ちか、もしくは時間内で勝敗つかない場合はポイントでの判定決着。
今回僕は茶帯、70kg以下（道着込み）、36～40才というカテゴリーでの出場となります。出場者リストとトーナメント表も公開されましたが、これを見たところでどうというか。まだまだ相手を気にするレベルじゃないですからね。それより自分の出来ることに集中すればいいだけで。
よく仕事の話なんかで「キャパを超えた」なんて言いますが、自分の頭も"有限のOS"みたいなもんですからね。いかに脳みそに無駄な仕事をさせないかが、サクサク動かす鍵というか。「勝てそうだ」とか「負けるかも」なんて考えるのも余計だと思ってます。ヒソカに言わせれば「メモリの無駄遣い」ってやつですよ。
なにか力を発揮したいときって、アクセルを踏むことばかり考えがちなんですが、そうじゃなくて、今、自分で踏んでるそのブレーキを外せってんだ。
全てをやる必要はないし、やるべきことに集中するだけ。純度の高い集中の世界に頭の先までどっぷり浸かるのが理想です。とはいえ冷静すぎても良くないんですよね。あくまで競技の本質は1対1の戦いであり争いなので。少し怒りを混ぜるくらいがちょうど良いかなと。身体動作は最良の一手を探しつつ、淡々と、冷めきった感情のまま「さっさとくたばれ」って思ってますね。笑
アジアオープンはコロナ期間中は開催されていなかった為、今回は久々だそうです。もちろん僕も初エントリー。今回の大会には海外から世界王者クラスも多数参戦するとのことで、同じ会場で生で見れるだけでも楽しみ。
ソーセージも柔術も、終わりなき修行の日々が続きますが。どちらも同じく、エンジョイ修行の気持ちでもって。
Q&A
このコーナーでは皆さまからの質問を募集します。ドットコミュについて、ソーセージについて、鹿さんについて。ご質問・ご意見のみでも、お悩み相談でも、どしどしお待ちしております。このメールに返信いただくか、公式LINEまでどうぞ。「メルマガ質問」と文中に添えてもらえると助かります！
【Q.1】鯨肉のソーセージは再開されないのですか？【A】鹿肉と鯨肉、山のジビエと海のジビエ。脂を使わずに圧倒的赤身肉同士による"超アスリート向けソーセージ"。このテーマはまたやりたいですね！それこそ次の構想、燻煙と乾燥が出来る設備が整えば。出来ることが増えますから。「干し肉界の"仙豆"みたいなソーセージ」を作りたいと思っています。伝わりますか？笑
ちなみに補足として、鯨は哺乳類なんですが水産物となるので、魚肉扱いになるんですよね。要するに厳密に鯨ソーセージを作ろうと思うと食肉とはまた別の製造許可が必要になってきます。なので今後やるにしても「鹿肉51%以上、鯨肉49%以下で主原料は鹿肉」という路線にはなると思いますね。
【Q.2】鹿さんが好きな格闘系マンガを教えてください！【A】高校生の時に初めて読んだ「高校鉄拳伝タフ」から総合格闘技への興味が始まり、続いて「軍鶏」、そしてやはり王道ですが「刃牙シリーズ」ですかね！
「古代のベアナックルファイターは粗塩を肌に塗り込んで、（殴られても）カットされにくい肌を作っていた」というビスケット・オリバの言葉を信じて、塩サウナに入っては目尻に塩を塗り込んでいたのが二十歳頃の僕です。
しばらく続けてみて、効果を体感するには至りませんでしたが、大変目には染みました！
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