ドットコミュのモノづくり

どうしてソーセージなのか。

遡ること2010年代、後先も考えず格闘技ばかりやっていた頃。身体作りとトレーニングに費やした20代。自分自身で実感した「食べたもので身体は作られる」こと。ちょうどそんな頃、誘われて狩猟を始める。自然のなかで育ち、自然のものを食べている野生のお肉、その素晴らしさ力強さに触れて。ジビエの食肉処理場(現ドットコミュ)を立ち上げたのが2016年。

野生の肉から作られる、食べたら「身体みなぎるソーセージ」

最初は生肉のみを販売を始めてみたものの、世の中は今ほどジビエ肉ってのが認知されていない頃。「どうやって食べるの?」興味を持って買いに来てくれたお客さんからよく聞かれてました。より多くの人に親しみやすいカタチで届けたい。創業からおよそ10ヶ月、思いたってソーセージ作りを独学で始める。知識と経験がないぶん、とにかく圧倒的に試行錯誤で作り続ける毎日。どこかで修行したわけでもなく、未経験で始めたソーセージ作りというスタイルをSNSで発信し続ける。「やったことないから出来ない」「前例がないから出来ない」「そんなこと出来ない」そんな閉塞感、常識とかをぶっ壊したかったのかもしれない。

質の高いものを最高の形で届けたい

余計な添加物は使わず、挽きたてのスパイス、広島近郊のフレッシュなハーブ。素材にこだわり、肉屋経験もソーセージ修行もしたことがないが故に、とにかく自分たちが食べたいと思うものを追求して。

とにかく打席に立ち続けることでアップデートを重ねる

生肉の販売と並行して、大小様々なマルシェ・百貨店への出店を続け、とにかく作っては発売、そうやって走り続けた数年間。少しずつメディアにも取り上げられ、クラウドファウンディングの成功なども経て、勢いを加速。

バラエティ豊かな個性派ソーセージ

猪肉、鹿肉をどうにか美味しく届けたい気持ちから始まったモノ作りは飲食店、ハーブ農家、はたまたチョコラティエまでも巻き込み、生まれた個性派ソーセージは40種以上。現在はジビエ肉の枠に収まらず、猪鹿豚鶏羊牛。素晴らしい素材(とご縁)に出会えば自然と始まるストーリー。そんな想いもソーセージに詰め込んでます。