名古屋のクリエイティブサウナ「Luova Sauna」とのコラボ。フィンランド式サウナで使われるヴィヒタを使用

異色のサウナコラボ。
総合エンジニアリング企業「株式会社タマディック」
こちらの8Fに、徹底的にこだわり抜いて作られたクリエイティブサウナがあるという。それが全ての始まり「Luova Sauna」だ。今回のお話はホットチリ監修でもお馴染みのDr.シオヤさんを通じて頂きました。「サウナをテーマにソーセージを作る。」
メッセージのやりとりでいくつか情報を送ってもらうものの、「サウナソーセージ…」僕はまだイメージを持てない。とにかく一度、一緒にサウナに入ってみて考えましょう、ということになりました。さすがの展開だ。笑

そして2023年2月、行って参りました。こちらが株式会社タマディック 名古屋ビル。世界的建築家・坂茂氏の設計で地上8階・地下1階の木質免震構造オフィスビルです。
まず一見して、普通の企業ビルなら外から見えるはずのブラインドやカーテンがありません。全面のクリアガラスという印象。
この辺りはさすがのエンジニアリング企業。最新旅客機に使用されている「スマート調光ガラスシステム」なるものを採用しているそうで、つまりこのガラスで明暗の調節が可能だという。
内部に入ってみると、今度は一転して全体的に木質で柔らかい感じ。国産スギ材のCLT板(直交集成材)を使用しているとのこと。空調も床全面から気流を送り出しているらしく、静かで穏やかです。外から見るガラス張りのクリアな印象とのギャップ。

そのまま各階を案内してもらいながら上に向かう。サウナがあるという8Fへ。入った途端に目の前にはこの光景。普段は社員が休憩スペースとして使ったり、昼ごはんを食べてたりしてるそう。こんなオフィス、日本とは思えない。

さてようやくサウナの説明へ。この方が株式会社タマディックの代表取締役社長となる森實敏彦さんだ。この高性能ハイテク自社ビルの最上階に、自分のこだわりサウナを作っちゃった張本人である。
こちらのサウナは「日本で初めてフィンランド大使からオフィスサウナとして認定された」そうです。
そもそも「オフィスサウナ」と言われても、ピンとこないかもしれません。実はフィンランドでは、当たり前のようにオフィスビルにサウナ施設が設けられているそうです(!)サウナに入ることで自分自身をリセットしたり、コミュニティの場になったり、新しいビジネスのアイデアが生まれたりもすると。

さて早速更衣室で着替えさせてもらい、サウナの内部へ。
熱気が効率よく循環するように要所要所丸みを帯びたデザイン。反射板は角度を変更可能で熱波を送る向きを調整できるそうです。もちろんこれらの注目ポイントはほんの一部で、こだわりの突き詰めようは僕の知識では語り尽くせない。

この日は(というかいつもそうだと思いますが笑)森實社長自らロウリュしてくれた。
サウナって熱くて、熱くて、その苦しさを我慢して水風呂へ!って。そういう一面が当然あるものだと思っていました、その日までは。ロウリュしてもらうと熱波が回ってくる。が、息苦しはそこまで感じない。身体への当たりが柔らかい、そんなイメージ。

総檜の水風呂は深さ90cmで頭まで浸れる。余裕を持って身体を沈めたあとは、ゆったりとした椅子でゾーンに入ったような休憩時間。
さて、そろそろソーセージの説明始めますか。笑

サウナから出た後は、同じく8Fにあるこちらのテラスへ。ソーセージとビールを頂きました。それがとにかく格別である。誰しもが口にしたことあるいつものアレとアレなのだが、格別に感じる。
そして、ここまで来てようやく少し分かってきたかもしれない。サウナソーセージとは。
「とにかく一度、一緒にサウナに入ってみて考えましょう」
そういうことだったんですね。笑
さすが新しいビジネスのアイデアが生まれるクリエイティブサウナ。さあ、ソーセージを作り始めましょう。

ソーセージのフレーバーに使ったのは、フィンランド式サウナでよく見かけるコチラです。白樺の枝葉を束ねて乾燥させたヴィヒタというもの。「サウナソーセージを作る」こんなテーマが無ければ僕もソーセージの材料として触れることはなかったでしょう。笑
そしてこの度、ヴィヒタのソーセージが生まれたことによって、国内の白樺生産者さんとのご縁も頂きました。今後、産地によっても、枝葉のどの部分を、どの状態で使うかによっても深く掘り下げることが出来そうです。楽しみがますます。
乾燥ヴィヒタをミルサーにかけ粉末に。
11種のフレーバーをブレンドした島のハーブソルトを加え、三温糖、たっぷりの生姜で味付けします。
【美味しいお召し上がり方】
・火入れは冷凍、真空包装のままボイルで。
※グツグツボイルではなく沸騰直前のお湯(目安90~95℃)に真空パックのまま入れて14分
袋を開け、最後にフライパンでほんの少しだけ表面に焼き色をつけると、外はパリッと中はジューシーにより一層美味しくお召し上がりいただけます
※ソーセージは非加熱の生ソーセージです。加熱してお召し上がりください。

広島県産の猪肉をベースに、ヴィヒタと生姜をガツンと効かせたソーセージ。こんなソーセージ世界中探してもあるでしょうか。血行を巡らせ、フィンランド数千年の歴史に思いを巡らせ、サウナ上がりにぜひどうぞ!

商品規格 |
120g(1パック 2本入り) |
原材料名 |
猪肉(広島県産)、豚肉(国産)、ヴィヒタ、生姜、島のハーブソルト(塩、バジル、パセリ、セージ、マジョラム、タイム、セロリ、オレガノ、オニオン、レモン、ガーリック、ペッパー)、三温糖、海藻粉末、(一部に豚肉を含む) |
栄養成分表示 (1パック 110g当たり) |
エネルギー474kcal/たんぱく質24.6g/脂質42.7g/炭水化物1.4g/食塩相当量2.8g(この表示値は目安です) |
保存方法 |
-18℃以下で保存 |