ブラックペッパーにイタリアンパセリ香る、定番の鹿肉ソーセージ

鹿肉ソーセージを食べてみたい、ってならまずはコレ。

香辛料とハーブを程よく効かせ、誰しもが食べやすい定番の味付けです。スパイスはインドから取り寄せたホールのものを、使うたび挽いて使用。塩と香辛料は一晩肉に馴染ませて、イタリアンパセリはフレッシュなものを腸詰め直前に刻んで混ぜています。
また、鹿肉の野性味に良く合うニンニクと生姜、隠し味には乾燥利尻昆布を粉末にして入れています。

定番だからこそ常に進化が必要で、本当に少しずつマイナーチェンジを積み重ねこのバランスに行き着きました。そして現在も。どうやったらもっと良くなるか、を考え続けています。最新のソーセージが最高のソーセージでありたい。

鹿肉は広島県東広島で獲れたもの。他のジビエソーセージと同じく、僕がまだ狩猟をしていた頃からの、信頼できる仲間の猟師さんから仕入れています。

ミンチは粗挽きにして肉感がより感じられるように。かつパキッとしたソーセージらしい食感を出すため、滑らかに仕上げたペースト生地を別で作り、それらをブレンドしています。

自然の中で育ち、山中を走り回っている鹿肉は、高タンパクで低カロリー。アスリートの身体づくりにもピッタリです。鉄分も抱負に含むため、女性にもオススメ。

他にも中性脂肪を減少させるDHA（ドコサヘキサエン酸）や、疲労回復効果が期待できるアセチルカルニチンなどを含んでおり、とにかく健康的で元気になれるお肉ということです。

粗挽きに鹿肉ミンチに、アンデス岩塩・三温糖・ブラックペッパー・ナツメグ・オレガノ・昆布。刻んだニンニクと生姜を加えて一晩寝かせます。イタリアンパセリは広島近郊で採れたものを、腸詰め直前に刻んで。

元々は有害鳥獣駆除として狩猟される猪鹿肉を、どうにか活用したいと思って始めたジビエ事業。始めてはみたものの、なかなか思うように販路は広がらない。「料理の方法が分からない」よくそんなことを言われてました。

有効活用したくて仕入れたはずの鹿肉を、売り切ることが出来ずに廃棄する日々。そんな状況が悔しくて。自然の中で育った天然のお肉を、最高の形で届けたい。より親しみやすいカタチで届けたい。そんな風に始まったソーセージ作り。その始まりのひとつ。

【美味しいお召し上がり方】

・火入れは冷凍、真空包装のままボイルで。
※グツグツボイルではなく沸騰直前のお湯（目安90～95℃）に真空パックのまま入れて13分

袋を開け、最後にフライパンでほんの少しだけ表面に焼き色をつけると、外はパリッと中はジューシーにより一層美味しくお召し上がりいただけます

※ソーセージは非加熱の生ソーセージです。加熱してお召し上がりください。

マスタード、ピクルス、ザワークラウトを添えて。どのような場面でも使いやすいです。チーズと一緒に、赤ワインにもピッタリ。人の集まる場所に、一味違った手土産としてもどうぞ。