ジビエ肉、国が消費拡大を後押し?いやいや僕たちを後押ししてくだい(笑)



おはようございます

鹿山(中山)です



さて11/7の日経新聞の記事ですが
「ジビエ」食材、国が表示規格 害獣対策へ消費拡大後押し 冷蔵施設には補助金






政府はイノシシやシカなどによる
農作物被害の対策の一環として
野生鳥獣肉(ジビエ)の普及に本格的に乗り出すと。

こういう動きは数年前から打ち出してますが
また新たに一つ、具体的なものが出たという感じですね



 

野生動物が田畑を荒らす農産物の被害額は年間約200億円。


大事に育ててきた収穫 出荷間際の農作物を食べられるって
農家にとっては死活問題。

農家だけでなく、山だったら
シカの食害で木が枯れてしまって
水を保てなくなったり土砂災害につながったり。


オオカミを復活させれば!?

なんて声もありますが
(米イエローストーン国立公園のような良い例も)


まあしかし 自然のことなんで、
これを入れればハイ元通り!
なんて簡単な話でもないでしょう


◯◯さえ食べとけば痩せる!
みたいなね

ないでしょ(笑)



そもそもオオカミだって
家畜を襲う害獣として駆逐されたのが
絶滅の原因の一つだったりするのね。

価値観なんていい加減なもんです


そういやこんな話もででますね
絶滅のニホンオオカミ復活へ、毛皮からのクローン作成を目標に

おいおいマジかよ…




話は戻りまして
現在、ジビエ肉を扱う取り扱う飲食店は国内で600前後

これが多いのか少ないのか…


調べてみると国内の飲食店の数は約57万5千店舗
(平成24年経済センサス 活動調査結果より)

キャプチャ




割合でみると0.1%

1000店舗に1つの割合



結局多いのか少ないのか…(笑)


まあとにかく
政府は3年後に1000店まで増やしたいのだと。




農水省はジビエ普及に表示規格が欠かせないとして、
捕獲した日付や場所、雌雄の別、自治体が認定する加工業者か、
など国内統一の表示規格を3年以内に策定し、義務付ける方針。




国の表示規格があれば安心して調達先を広げられる、
てなわけで。



国も信用できんことあるけどね。


おっと意味が違うか(笑)



来年度(2016年度)からは
加工した肉が傷まないようにする冷蔵・冷凍設備の導入に対し、
国が費用の5割を補助する。


ふむふむ







ふー

はよ動きたいな。

(食肉処理場を作るまで その1)



周りからすれば

「まだ出来んのん?」

て感じなんでしょうが。





色々あんですよ、色々(笑)





またおいおいBlogにでも(笑)


それでは!









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